今日のメンタルバランスはいかがでしょうか。
詩的人の、良螢です。
あなたは人の話しの腰を折ることはあるでしょうか?
相手が話し好きで、ほとんど間を空けずに話してくるときは話の腰を折る機会はそれほどないかもしれませんね。
でも相手が話し下手だったり、話すスピードもゆっくりだったりすると、つい話しを差し込んでしまいたくなるときがあります。
また、相手の話す内容がいちじるしく自分の思うところと違う場合にも、ついつい話しをかぶせてしまいたくなります。
実は以前の僕がそのような傾向がありました。
いまはだいぶ落ち着いてきて^^;、じっくりと相手の話しを聞けるようになってきました。(まだまだ足りないのですが汗)
相手「すごく気に入った服を見つけて、これから買いに行こうと思うんだけど(でもね・・)」
自分「でもさ、最近高い買い物したから、当分控えなきゃって言ってなかった?」
などなど、日常のことから仕事のことまで話の腰を折ってしまうシーンはたっくさんあるかと思います。
でもこの、話しの腰を折ってしまうというのは、あまり良いこととは言えないと考えています。
話の腰を折るというのは、自分の主張を強く押しつける可能性があります。自分の枠を押しつけることになるので、どうしても衝突が起きやすくなります。
表沙汰にならなくても、相手の心の中では押し付けられている感じを無意識に受けてしまいます。
また、相手が自分の意見を最後まで言えないということのほうが問題かもしれないです。
みなまで言わなくてもわかる、だから話しをかぶせてもいい、とお考えになるかもしれませんが、そうではありません。
言葉としてちゃんと発しなければ、人は「自分の考えていることを相手に伝えることが出来た」とは脳が思ってくれないのです。
そうなりますと、”自分は認めてもらえていない”と頭の中で解釈されます。これは本人の意識・無意識に関わらず勝手に頭の中がそう認識してしまいます。
人は、認められない状態が続くと不満が募ります。
どうせ自分は何を言っても聞いてもらえないんだ、結局自分の言うことは通用しないんだ、のように自分の殻に閉じてしまうようになるのです。
仲が良いように見える女性同士で、一方がおとなしくてあまり話さない方が、ある日突然爆発してもう一方の方に不満をぶつける、といったことを聞いたことはありませんか?
これはまさに、自分が認められないことが積もり積もって起こることに他なりません。
普段の何気ない会話でも、もし相手の方を大切に思うのであれば、よく聞いてあげることをオススメします。
言いたいことがあるなら、聞いてあげた後で存分に言えばいいのですから^^
それにはやはり自覚が必要ですね。
「あ、いま話の腰を折っちゃった」
ということが自覚できれば、自然と話の腰を折ることも少なくなっていくと思います^^
今日も良い一日を。
良螢