「不安定」がプラスの意味に置き換わるというのはどういうこと?


今日のメンタルバランスはいかがでしょうか。
詩的人の、良螢です。









「不安定」という言葉を聞いて、どのようなイメージを持つでしょうか?









恐らくあなたは、あまり良いイメージを持っていないと思います。



「足場が不安定」

「収入が不安定」

「精神が不安定」



このような言葉があるからだと思います。







では、本当に「不安定」というのは良くないことなのか、考えてみました。







物事を考える時、よく両局面を見ることがあります。

「不安定」の反対は「安定」です。

「安定」というのは、次のような意味があります。


    1 物事が落ち着いていて、激しい変動のないこと。「心の―を保つ」「物価が―する」

    2 平衡状態に微小な変化を与えても、もとの状態とのずれがわずかの範囲にとどまること。「―のいい花瓶」

    3 物質が容易に分解・反応・崩壊しないこと。「この元素は―している」

(※goo辞書より





通常は 1 の意味で使われますよね。

「不安定」は「安定」の反対ですから、1 の意味の反対で考えると


    物事が落ち着いてなく、激しい変動のあること。


というのが「不安定」の意味になると思います。








では、良い面と悪い面をまとめてみたいと思います。



◎良い面

 安定  | 落ち着いている、動きが穏やか、簡単に崩れない安心感がある
 ───────────────────────────────
 不安定 | 動きがある、変化に富む、大きく飛躍する可能性がある



◎悪い面

 安定  | 面白味に欠ける、ある程度予想がついてしまう、成長の速度が鈍い
 ────────────────────────────────
 不安定 | あれこれ忙しい、常に定まらない、一気に堕ちる可能性がある






こうしてまとめてみると、「安定」「不安定」にはそれぞれ良い面悪い面があることがわかります。

つまり、こういう見方をすると、「不安定」というのは、決して良くないことだけではない、ということが言えるかと思います。









あなたの価値観によって、こうした言葉の捉え方は変わってくるでしょう。

いずれにしても、あなたが将来に向かって何を望むかで、うまく使い分けると良いと思います。









ちなみに僕が意識しているのは、基盤となる部分は「安定」を、成長させたいところは「不安定」を、というものです。







基盤となるものは、まずは”心”、”メンタル”です。

どんなに状況が悪くても、心を安定的に保っていられれば、転がっているチャンスやヒントに目が向くと考えています。

あとは最低限の経済面です。ここがあると、やはり心の安定にも繋がります。(最低限、というのがミソです)






成長させたいところは、仕事や趣味といった人間的成長の部分と、投資といった経済的部分です。

現在、仕事は幸か不幸か「不安定」です。でも自分で納得し、それでいいと思っています。「不安定」がなければ動きが乏しく、飛躍もないと考えているからです。

趣味などもある程度固定化させずにいれば、いろんな分野のことに目が向いて自分の成長に繋がると思っています。

また、最低限の経済面”以外”の資金を使って投資を行っています。投資はリスクを伴う不安定なものですが、大きく資産を成長させる可能性もあります。

ただし、一気に失ってしまうリスクも当然あるので、だから最低限の経済面”以外”の余剰資金で行っているのです。









これらはいずれも僕の価値観、考え方、状況によるものです。

ですから、どうかあなたはあなたに合った「安定」と「不安定」を見つけて頂ければと思います^^












今日も良い一日を。
良螢








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