自分の伸びしろを広げたいならー冷暖自知


今日のメンタルバランスはいかがでしょうか。
詩的人の、良螢です。









あなたが何か行動に移すとき、このような考えをはさむことはあるでしょうか?






何か新しい趣味を始めたい。でも、どれも自分には難しそう。

手に職をつけたいけれど、自分にはセンスがないから無理だろう。

ウォーキングするだけで痩せるはずがないから、やるだけ無駄だ。







自分の思い込みというものは、案外強力です。

そのせいで行動が抑制されると、自分の知らない新しい世界にはなかなか踏み込めません。

未知の世界を知ることは、自分を飛躍的に成長させてくれます。

もちろん、体力面、金銭面、精神面でいろいろなリスクが出てくることもあります。

しかしそれを越えれば免疫ができ、自分の強さになっていくと思います。











冷暖自知


れいだんじち



「冷暖自知(冷暖自ら知る)」とは、水が冷たいか暖かいか、そんなことは人からああだこうだと説明を聞くより、自分でさわってみればすぐわかることだ、という意味。仏法や禅の真髄というのは、師に教わったり頭で学ぶものではなく、みずからの体験を通して会得し、悟る以外にはないということです。子供の教育でも同じでしょう。あれこれ知識ばかり与えても、自分で体験させてみなければ本当の知識は身につきません。クロールの方法をいくらことばで教えても、泳げるようには絶対なりませんよ。

⚫︎出典
『禅の言葉』永井政之(永岡書店)









現代では、本やテレビ、インターネットが普及して、行動をしなくてもいろんなことを知ることが出来るようになりました。

だから行動もせず、トライもせずに、調べて、あぁこれはダメ、あれはいいかも、とすぐに判断できてしまいます。

無駄な時間を過ごさずに済むという見方でいけば確かにその通りだと思います。

しかし、自分の頭と体をつかって実際に動かないことには、何もかもがすぐに記憶のゴミ箱へ捨てられてしまうでしょう。








ビジネスや起業の考え方に通じるものがあります。

「まずはやってみる。失敗したら別の方法でまたトライする。」

スティーヴ・ジョブズや松下幸之助など優れた起業家はみな、こういった行動によって成功の階段を登っていったはずです。





彼らのようになる必要はありませんが、自ら体験するということは誰もが出来ることだと思います。

大人がそうした姿勢を見せることで、子どもたちにも伝わっていくのだと信じます^^









今日も良い一日を。
良螢










[PR]