行動なくして失敗なし、失敗なくして次の自分なしー色即是空


今日のメンタルバランスはいかがでしょうか。
詩的人の、良螢です。







失敗が重なると、自信がどんどんなくなって、本来の自分の取り柄や活き活きとした気持ちを忘れてしまいがちです。

挙げ句には、自分はもしかして必要とされない人間なのでは?といぶかしむ心が頭をもたげてくることもあります。






でも失敗ということ自体、「何かをした結果」ということですよね。

何か行動をした、ということがそもそも素晴らしいと思うのです。




たとえば赤ん坊は、行動をすることでいろんなことを吸収していきますよね。

いろんな物に触って、食べれないものを口に入れて、行動をして学んでいきます。




人間である以上、この赤ん坊の動きと変わらないはずです。

何か行動をして、失敗も成功もある。行動をしなければ、赤ん坊は赤ん坊のままなのです。




だから失敗は、次の行動のための踏み台にすべきもの。

あとは気持ちの問題です。


ずるずると引きずってしまっては、次の行動にも支障が出てきます。

大きな失敗はやむを得ないかもしれませんが、小さな失敗であれば出来るだけ早く気持ちの整理をつけるのがいいのだと思います。






そのために、一度より大きな視野・視点で心を広く広くひろげてみてもいいかもしれません。

広大な空を見上げたとき、その空は世界と繋がっていて、そのさらに果てには広大な宇宙が拡がっています。

本当に僕たちはちっぽけな存在です。(だからこそ健気で愛おしく、偉大にも思えます)












色即是空


しきそくぜくう




宇宙の万物の真のすがたは「空(くう)」であり、実体ではないという有名なことばです。あなたという人間も、真のすがたは「空」なのです。「色(しき)」は具体的なすがたを持ったものをさし、「空」はその背景となっている因や縁、いわば天地の働きをさしています。たとえば花があるのは、生命をもたらす天地いっぱいの働きのおかげであり、もともと実体のないものが、その働きによって私たちの目にふれることができるのだ、というのです。天地・宇宙の大いなる働きに感謝し、いまここにある自分の生を大切にして生きればいいのです。

⚫︎出典
『禅の言葉』永井政之(永岡書店)








広大な視点ということで、このような言葉の紹介となりました^^

僕たちはともかくも行動をしなければなりません。

朝起きて寝るまでの間には、食事もするしお風呂にも入るでしょうし、行動することはたくさんあります。

生まれる前はこの世界にいなかったことを考えると、腕や足を動かし、気持ちを動かすということがなんだか不思議ですごいことのように思えてしまいます。






これを書いていて、自分らしい自分をもっと活かしていきたい、と僕自身また改めて思いしらされました。ありがとうございます。








いま、あなたは、本来のあなたでいられていますか?








今日も良い一日を。
良螢




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