先の見えない難しい岐路の選択に迫られたとき


今日のご機嫌はいかがでしょうか。
詩的人の、良螢です。






道が二つに分かれていたら、どちらへ行きますか?






これが、今日のテーマです。




人生は常に選択の連続です。

どんな服を着るか?ご飯は何を食べるか?といった日常的なこともそうです。

どんな職業を選ぶか?どんなパートナーを選ぶか?といった人生に大きな影響を及ぼす選択もあるでしょう。






そんな岐路に立ったとき、どちらの道も結果までの景色が見えていれば、比較的ラクそうなほうを選ぶと思います。

たとえば引越しをするとき、荷物を運ぶという結果が分かっていますので、体力的・時間的にラクなほうが良ければ業者にお願いするし、金銭的にラクなほうを選ぶなら自分で運ぶと思います。







では、結果までの景色が見えない岐路に立ったときはいかがでしょうか?




たとえば右へ行く道は、鬱蒼とした木々の中へと続いていく坂道です。

左へ行く道は平坦で明るいけれどすぐにまたT字路が見えることから、これから先も選択が多くなる印象の道です。





結果(目的地)までの景色が見えないため、大変難しい選択を迫られるのではないでしょうか。

これは学校卒業後の進路や、転職の時がそうかもしれません。

チーム内で新しい企画を決断する時や、プライベートであれは結婚を決断する時なども、その先がどうなるか分からない景色が待っているでしょう。






そういった難しい岐路の選択に迫られたとき、一つの考え方があります。

これは作家の北方謙三さんが仰っていた考え方です。









難しいと思うほうの道を選べ。








というものです。

北方謙三さんだけでなく、他の著名な方も同じようなことを仰っていたのを何かで読んだことがあります。

恐らく、難しい道を選ぶことによって、自分を成長させることが出来るし、想像もしなかった景色に出会える可能性があることから、経験則で仰っているのだと思います。

北方謙三さんの場合はそのような歴史上の人物を扱うことが多いでしょうから、なおさら説得力が出てきます。





もちろん未来は誰にも分かりませんから、それが正解かどうかなんて分かりません。もしかしたら道半ばで大怪我をするかもしれません。

難しい道を選ぶ選ばないはあなた次第であり、各々の価値観によっても変わってくるでしょう。

難しいと思う道を選ぶもよし、ラクだと思う道を選ぶもよし。






僕の考えとしては、やはり難しい方を選びたいです。

自分を成長させたいと思っているからです。

また、あえて難しいほうを選ぶことで、逆にハードルが低くなります。

困難に直面しても、元々難しい道を選んだのですから、折り込み済みです。

それに、自分で選ぶので責任は自分自身にあり、何かあったとしても人のことを恨むことがありません。

ですから、僕が行くとすれば右の坂道のほうを選ぶでしょう。






ただ、体力や気力が充実していなければ左の平坦な道を選ぶかもしれません。

しかし平坦な道がラクそうだと思ってその道を選んでも、その後で複雑な道が続いていて、より多くの選択の連続が待っているかもしれません。






先の景色が見えない道の岐路は、本当に難しいです。

僕は優柔不断なので余計に難しいです^^;

なので僕は、本当に迷ってしまったときは、出来る限り難しいと思う方の道を選ぶことに決めています。







このとき大事なのは、”後悔しないこと”だと思います。

後悔してしまうことは、自分を否定することでもあります。

どちらの道を選ぶにせよ、絶対に無駄なことはないはずです。失敗しても、それが後々役に立つことがあるでしょう。








難しいと思う方の道を選べ。

選んだら後悔はするな。






といったところでしょうか。





さて、あなたはどちらの道を選びますか?









今日も良い一日を。
良螢






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