日本のうた―百年残るモノ



今日のメンタルバランスはいかがでしょうか。
詩的人の、良螢です。











小学校では音楽の授業がありましたよね。








その頃に歌っていた曲は覚えていますでしょうか。


今日は歌にまつわる百年残るモノについて書いてみます。







百年前というと、1916年、大正5年です。

と、いうことは。

明治時代以前のもので現在も残り、語り継がれているものはすべて百年残っているということです。






明治時代の歌というと、いったいどんな歌が作られたのでしょう。






「唱歌」





というジャンルで多く明治時代に作られたようです。






「唱歌」

1872年、学制が発布されたとき小学校の一教科として定められた。楽曲の多くは「蝶々」、「蛍の光」、「仰げば尊し」など外国曲に歌詞をつけたものであった。はじめのうちは外国曲が多かったが滝廉太郎などの日本人の作曲も増えてきた。(Wikipediaより部分抜粋)








「蛍の光」や「仰げば尊し」は外国の曲に日本の歌詞をつけた、いわゆるカバー曲だったわけですね。

ちなみに「蛍の光」はスコットランドの曲で、新年のお祝いのときなどで歌われるそうです。

日本だと”終わり”の節目のときによく使われるので、このギャップが興味をそそられます。







その後、「尋常小学読本唱歌」というものが作られたりして、日本人による作曲も増えていきました。

では日本人の作詞作曲による、代表的な歌を列挙してみましょう。








・ツキ (作詞作曲不詳) 「でたでたつきが~♪」
・ふじの山 (作詞:巌谷小波、作曲:不明) 「あたまを雲の上に出し~♪」
・春が来た (作詩:高野辰之、作曲:岡野貞一) 「春が来た〃どこに来た~♪」
・虫のこえ (作詞作曲不詳) 「あれ松虫が鳴いている~♪」
・われは海の子 (作詩作曲不詳) 「我は海の子白浪の~♪」
・かたつむり (作詞作曲不詳) 「でんでん虫虫かたつむり~♪」
・箱根八里 (作詩:鳥居忱まこと、作曲:滝廉太郎) 「箱根の山は天下の険~♪」
・荒城の月 (作詩:土井晩翠、作曲:滝廉太郎) 「春高楼の花の宴~♪」
・うさぎとかめ (作詩:石原和三郎、作曲:納所弁次郎) 「もしもし、かめよ、かめさんよ~♪」
・桃太郎 (作詩:不詳、作曲:岡野貞一) 「桃太郎さん〃お腰につけたきびだんご~♪」
・浦島太郎 (作詩作曲不詳) 「むかしむかし、うらしまは~♪」
・茶摘 (作詩作曲不詳) 「夏も近づく八十八夜~♪」








僕が知っている歌を主に挙げてみましたが、もっとたくさんあります。

音楽を教育に取り入れようとしていた時代なので、現代のアイドルやバンドが沸き立つように登場していることと雰囲気が似ていたのではないか、と想像します。








百年経った今でも、スタンダードな歌として残っているというのは、素晴らしいですね^^










今日も良い一日を。
良螢








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