大人のスキルは挙措動作だけじゃないー行住座臥


今日のメンタルバランスはいかがでしょうか。
詩的人の、良螢です。








あなたはご自分の挙措動作が「美しい」と思えますか?







人はだいたいにおいて楽なことをしようとします。

だらりとした服装も楽です。

だらりとした姿勢も楽だったりします。

休日など、本当に自由な時間のときには、だらりとするのがとても心地よかったりしますね^^



でも、それが自分の家や部屋であったとしても、むしろそういう場所だからと常にスイッチが入るかのようにだらりとしてしまうことはないでしょうか?

もしそうなら、少し気をつけたほうがいいかもしれません。

自分の家や部屋で常に(常に、というのが注意)気を緩ませていると、公共の場所やどこに行っても”つい”そのゆるみが出てしまうものです。





”無意識”に出てしまうというのが、とても厄介なところですね。

これはもう自分自身で気をつけて、自覚をするクセをつけておくしかないと思っています。

自分で気づかなければ、誰も言ってはくれません。

自分で気づく、自覚する、それこそ”大人のスキル”と言ってもいいかもしれませんね。











行住座臥


ぎょうじゅうざが





電車の中や公共の場での若者の行儀の悪さがよく取りざたされます。大人もまた、ふだんの行動に恥じることのない人は少ないでしょう。「行住座臥」とは、行き来、起き伏しの日常のふるまいのこと。このことばを禅で尊重するのは、日常生活の立ち居振る舞い、すべての行動に規律と作法を忘れるなということなのです。禅宗では、起きて顔を洗うこと、食事をいただくこと、歩くこと、坐ること、日常生活のすべてが修行と考えます。「威儀を正す」とは、自分の言動を振り返り、礼儀や作法にかなった立ち居振る舞いや行動をすることです。行儀の悪い、だらしない日常生活からは、けっして美しい人生は手に入りません。

●出典
『禅の言葉』永井政之(永岡書店)











挙措動作が美しければ、人はあなたを一目おくことでしょう。

特に女性は歩き方、座り方、動作などが美しいと、男性はもちろん同性からの見る目も一段上がるのは間違いありません。





ただ常に気を張っていても疲れてしまいますから、だらりとするときはだらりとするのもいいでしょう。

何事もメリハリが大事だと思います^^








今日も良い一日を。
良螢







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