一年のスタートを切る際にしておきたいことー洗心


今日のメンタルバランスはいかがでしょうか。
詩的人の、良螢です。







近年はお正月といっても、雰囲気が漂っているのは三が日くらいまでで、もうすぐに普段と変わらない生活に戻ってしまいますね。

それだけ人の生活様式が変わったということなのでしょう。




あなたのお正月はいかがでしたか?ゆっくり心のリセットが出来たでしょうか?

それともあっという間に慌ただしく過ぎてしまったでしょうか?





1月の上旬くらいまでなら、まだお正月の雰囲気も残っているでしょうから、今のうちに今年一年に向けて気持ちを持っていきたいですね。

昨年までの嫌なことや辛かったことは、感情として引きずるのではなく、単なる”事実”として冷静に、客観的に整理してしまうのが良いと思います。

「こういうことがありました。(腑に落とす)では今年はこうしましょう。」

そこには感情は入れません。事務的なくらいのほうが、次に目を向けられると思います。






では、今日はこんな禅の言葉を紹介します。










洗心


せんしん




坐禅によって雑念や執着を捨て去れば心は新たになる。それにより心の汚れ(妄想)を洗うこと。ふだんも顔や手足の汚れについては神経質なほど気にするのに、心の汚れについてはどれだけ気をつけているでしょうか?汚れをためないためのひとつの方法が修行や善行であり、日々の生活の中で人を思いやり、やさしく接することなのではないでしょうか。「洗心」は正月にもふさわしいことばです。正月はもともと再生や修正を意味する月であり、元日の朝、暗いうちに井戸水や湧き水をくみにいく「若水(わかみず)とり」の風習は再生の象徴でもあるわけです。

⚫︎出典
『禅の言葉』永井政之(永岡書店)










”心の汚れ”となかなか厳しいことが書かれていますね。

汚れとは、要らぬ妄想とか、くよくよ悩む心とか、そういった自分らしさを阻むような思考のことではないかと、僕は思います。







あなたはどうですか?心がスッキリした中で新しい年のスタートを切れていますでしょうか?





気持ち良い晴れの日は、心をきれいにするのには良いですね^^







今日も良い一日を
良螢





0 件のコメント :

コメントを投稿

[PR]