あなたは何を為すために生きていますか?- 一大事


今日のメンタルバランスはいかがでしょうか。
詩的人の、良螢です。







あなたは何のために生まれてきたと思いますか?

そしてなにを為すために生きていると思いますか?









現代は便利なモノが増え、食べ物にも困らず、豊かになったはずです。

それなのに、多くの人が前述のようなことを考える余裕もなく、毎日を生きることだけに必死にならざるを得ない、という状態であるように感じます。




ただ、この平成の今だけかというと、そうでもないようです。

高度成長時代からバブル絶頂時代までを除いて、日本の歴史的には人々はそれほど物質的に豊かだったとはいえなかったでしょう。

高度成長時代からバブル絶頂時代のいわば”楽”な時代を経験してまだ年月が浅く、多くの人がそれを理想としてしまっているのではないでしょうか。






すでに過去となった幻想を追いかけることは、少々危ういように思います。

これから大事になってくるのは、一人ひとりの生きるチカラ、一人ひとりが何を為すべきか、といったことではないかと思っています。



なんだか吉田松陰っぽく聞こえますね^^;



一人ひとりの持つ能力、物作りかもしれませんし事務に長けているかもしれません、そういった一人ひとりの自信が、不透明な未来に向かうための灯火(ともしび)になると思います。













一大事


いちだいじ




生とは?死とは?私たちはなんのために生まれ、どう生きるべきなのか?それを少しでもあきらかにすることが仏道を行く者のつとめであると、道元禅師は言っています。これは禅者や仏門の者のみならず、人類すべてが永遠に問いつづける命題でしょう。だからこそ「一大事」、最も重要なことであり、これをあきらかにするためにも、また、あきらかにできずとも生をより実のあるものにするためにも、人の一生に無駄にできる時間はないのです。白隠の師の正受(しょうじゅ)老人は、「一大事と申すは今日ただ今の心なり、それを疎かにして翌日あることなし」と説いています。

●出典
『禅の言葉』永井政之(永岡書店)













僕自身についてお話ししますと、やろうとしていることがまたひとつ見えてきました。



前々から ”百年残るモノを創る” という人生目標を掲げておりました。

そこに ”ヒト” を加えて、”百年残るモノとヒトを創る” としています。




これをもっともっと突き詰めていこうという想いに定まってきました。




百年残るモノは、ヒトがそこに生きた証しでもあります。

そして、そのヒトが能力を発揮できたということでもあります。

それは素晴らしいことではないかと思うのです。





今から百年後はどうなっているかは分かりません。

間違いなく言えることは、現代のほうがまだまだ人間くさいことが多いだろう、ということです。

ひるがえって言えば、百年前は今のような便利なモノもなく、むしろ不便な暮らし(本人たちは不便と思っていないが)によって人間の持つ能力を今よりもフルに発揮していたはずです。




人間の能力を一人ひとりがフルに発揮する。




これは現代人にとってもきっと有益な情報が潜んでいると思っています。

なぜなら、百年前と現代人の人体構造や考えることなどは何も変わっていないからです。






昭和33年に東京タワーが建ちました。

今から50年以上前の話しで、まあこれは百年前ではありませんが、その頃はまだまだ建設機械も今に比べると頼りないものだったでしょう。

それでも立派に堅牢に完成させ、今でも東京の名所のひとつであることはご周知のとおりです。

そのとき活躍したのは職人たちでした。

命綱をつけながら一人ひとりのチカラで東京タワーを建てたのです。

本当にすごいことだと思います。




人間にはそのような能力・チカラが宿っているということです。

その能力・チカラを、百年(以上)残るモノを追究することによって、現代人にも回帰・還元したいと思うのです。




その中で僕自身は詩作と墨作を追究していくつもりです。

別の分野の百年(以上)残るモノについても随時知識を得たり体験を経て、情報発信をしていきたいと思います。

これらのことが周りまわって、百年残るヒトを創り出したい、人財を輩出したい、との想いも強くなりました。







百年という長いスパンについて扱うことで、結果的にメンタルバランスにもつながると考えています。

これからも引き続きよろしくお願いします^^








今日も良い一日を。
良螢






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