こんにちは、良螢です。
この間、このような本を紹介しました。
『キレる女 懲りない男』 黒川伊保子 ちくま新書
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前回記事を書いたときは読んでいる途中だったのですが、それでもこれはいい本だと思って思わず紹介しました。
そしてようやく全部読み終え、やはり良い本だなあと思って改めて記事にしてみました。
著者は人工知能研究に携わっていた経験に則して、男性脳と女性脳は構造も役割も違うというところから、それぞれのトリセツ(取扱説明書)のような内容で展開しています。
僕が特に読んでほしいと思うのは、男性とつきあってもいつも失望して長続きしない女性、結婚して間もないのにぎくしゃくし始めている夫婦、です。
20代、30代で男女脳の違いを知ることで、その後の人生をどれほど豊かな気持ちで過ごせることでしょう!
女性からすると、日々男性と接するときに、なんでわかってくれないの?とか、察してくれないの?とか、そのくらいわかるでしょ?とか、そういうヤキモキした経験は必ずあると思います。
そのヤキモキを、腑に落としてくれるのがこの本だと思います。
僕は女性が明るく活き活きと暮らせる社会が、いい社会だと思っています。
オーブントースターに「なんでご飯が炊けないの?」と、無意味なイライラを募らせて、ぎくしゃくした世の中になってほしくないのです。
”女性脳に比べて愛とか思いやりを感じることが弱い”男性脳を赦してあげてほしい。
それは女性自身にとっても心穏やかに過ごすために良いことだと思います。
男には非難や哀しみの言葉を浴びせる代わりに、”褒め言葉”と”任務”を与えてあげてください。
逆に男性も女性脳のことを認めてあげてください。
よく言う女性の”結論のないおしゃべり”に辟易している場合ではありません。それは素晴らしき女性脳の性能をわかっていないだけです。
あぁ、どうか、男女がお互いの欠点を補いあい、お互いの長所を伸ばし合えるような、そんな素晴らしい社会になりますように。
人間は女性脳と男性脳がそれぞれの役割を果たし、助けあってこれまで生き抜いてきたのですから。
僕はこれから、ことあるごとにこの著書を薦めていこうと思いましたので、どうかお付き合いのほどよろしくお願いします^^
(あ、決して黒川さんのまわし者ではございません汗)
今日も良い一日を。
良螢