ひと、時々、自分―回光返照



いかがお過ごしですか?
あなたの詩的メンタルバランサー、良螢です。








あの人の服がいい、あの人の髪型がいい、あの人の仕事のやり方がいい、あの人の話し方がいい、あの人の、あの人の……。





こんなふうに、いろんな人からたくさんのことを学び、研究する機会は多いと思います。

自分をより魅力的にしたい、より高めたいという思いが込められていますね☆






ただ、自分で取捨選択しているつもりでも、あまりに人のことを取り入れすぎることはありませんか?

同じことでも人によって言っていることが違えば、実際どの人のことが正しいのか?どれを信じればいいのか?と、わからなくなると思います。



そこで、こういう禅の言葉があります。











回光返照

えこうへんしょう







外にばかり向かって求めようとする心を、自分の内に返し向け、本来の自分の純粋な心を照らし出すことです。外ばかり向いていたライトを、自分の内側に向けるのです。

偉い人の講話であれ著名人の人生訓であれ、それはやはり他人のもの。まず本来の自分を見つめて、あなた自身が大切にするもの、志向するものをしっかりつかんでおくことが大事です。


●出典

『禅の言葉』永井政之(永岡書店)










もちろん、参考にする人や目標にする人を持つのはとても大事だと思います。誰かを見て人は成長していくものですから。

ただ、あまりに人のことばかりで、「じゃああなたは?」と聞かれたとき、ハッとする。自分て…?あの人にはない自分のいい所は?

そんなことを考えて、「ひと、時々、自分」という”見方”が良いのではないかと思いました。






あなたは時々自分を見つめていますか?











禅の言葉って、詩的ですよね♪(身勝手)






今日も良い一日を。
良螢

[PR]