過ぎたことを悔やみ、先のことを憂いていませんか?―莫妄想



いかがお過ごしですか?
あなたの詩的メンタルバランサー、良螢です。






連休はいいですよね。自分の好きなことが出来たり、リフレッシュする時間を取れたりします。

一年の後半にかけて連休が多いようなイメージですが合ってますかね??

そんな貴重な連休でも、いい連休ばかりじゃないこともありますよね。






「連休は寝てばかりいて全く有意義に過ごせなかった…」

「仕事が詰まっているから次の連休は出社を要求されるんじゃないか…」








前者は過ぎたことを悔いている、後者は先のことを憂いている、という感じです。

あなたには心当たりはありますか?







そんなときにぴったりな禅の言葉があります。











莫妄想

まくもうぞう





妄は、空しい・実際ではないということ、<あらぬ想い・思わなくともよい想い>です。事実や実際から遊離した足場を持たないものの考え方です。白隠禅師は「病気が人間を殺すのでなく、妄想が人間を食い殺すのだ」と戒めています。(良螢註:「莫」は「~するなかれ」の意)

●出典

『禅語百選』松原泰道(祥伝社)











連休に関して言えば、過ぎてしまったことなら、次の連休の計画を立てる。

もし、仕事で休めるのかどうか読めない未来なら、次の連休は休む宣言をしておく。

そんなふうに具体的になにか行動をすることで妄想から解き放たれるかもしれません。



少し大袈裟なタイトルの割には連休を例にしてしまいましたが、いろんなことに当てはまると思います。










これは僕の考えですが、

莫妄想というのは、行動を軸にした考えかもしれませんね。

なにしろ行動は「現実」ですから。














禅の言葉って、詩的ですよね♪(強引)






今日も良い一日を。
良螢

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