詩的人、良螢です。
相手からのひと言がイラッとくることはありますか?
「手伝おうか?」
「教えようか?」
「どうしてわかんないの?」
特に、上から目線で何か言われたりすると、少しぐらつきませんか?
そういうときには、「自分の枠」というのが悪さをしているかもしれません。
心の中のどこかで、「手伝ってくれるのが当たり前でしょ」とか「自分はよくわかってる。教えてもらう必要はない」、「言い方ってものがあるでしょうに。なんでそういうふうに言うかなあ」などと思ったりしていませんか?
「白の場合は白、黒の場合は黒」という、自分の中のパターンがあって、そこから外れると「イラッ」とする。
感情が乱れるときというのは、”自分の思うとおりになっていない”ときですよね。
”自分の思うとおりになっていない”ことをここでは「自分の枠」と言ってみることにします。木で作った四角い枠をイメージすると良いと思います。
自分の思うとおりにいくことが心地良いので、たいてい誰もが「自分の枠」を持っています。
それが無意識のうちに、相手に対して「自分の枠」の中に入ることを求めてしまう、または「自分の枠」を押しつけてしまう、ということになるのだと思います。
もちろん相手にも「自分の枠」があるので、お互い相容れない場合はガッチンガッチンにぶつかることになりますよね。
「自分の枠」を外すことが出来たなら、もしかしたら素直に受け入れられるかもしれませんね。
「手伝おうか?」
→(普通に考えてみれば、手伝ってくれることは有難いことだ)「助かる!ありがとう」
「教えようか?」
→(知ってるなんて強がっているだけだ。「実は知らなかったんだ)ありがとう」
「どうしてわかんないの?」
→(覚えるのが実は苦手なんだよな)「覚えるのが苦手なのですが、どうすれば覚えられますか?」