今日の気分の調子はいかがでしょうか?
詩的メンタルバランサー、良螢です。
今日は人生最良の日だ!
あるいは逆に
今日は最悪の日だ・・・
という日があることと思います。
良い日ばかりならいいのですが、悪い日もあるというのが人生の厄介なところ。
でも、厄介な日があるからこそ、良い日というものが認識できる。陰があるから光があると分かる。
もしも良い日ばかりだったら、それが本当に良い日なのか分からない。
たとえば空気が良いものだとは誰も思いませんが、海の中に入れば良いものだ(必要なものだ)と分かるのだと思います。
日々是好日
にちにちこれこうにち
常識的に言う「毎日が大安吉日」ではありません。日がらがいい(好日・こうじつ)とか、日がらが悪い(悪日・あくび)とかのはからいや、こだわりを離れるのです。吉川英治氏の「晴れた日は晴れを愛し、雨の日は雨を愛す。楽しみあるところに楽しみ、楽しみなきところに楽しむ」の一言は「日々是好日」に近いといえましょう。
●出典
『禅語百選』松原泰道(祥伝社)
「ひびこれこうじつ」とは読まず、「にちにちこれこうにち」と読むんですね。「こうじつ」と読んでも良いそうです。
日々是好日は、良い日も悪い日も考えない、良い日は良いなりに、悪い日は悪いなりに、かけがえのない一日一日を精いっぱい踏みしめて生きるのだ、ということを指すようです。
今日は良い日、今日は悪い日、などという”こだわり”を捨てろ、と。
そもそも禅の考えからすると、良い日とか悪い日という名前すらないのかもしれませんね。
ということは、僕のいつもの最後のセリフはどうなるのか・・・・・・。そんな考えのこだわりも捨てることにします^^;
あなたにとって、今日も良い一日でありますように。
良螢