心がグラグラしてしまうー八風吹不動


今日のメンタルバランスはいかがでしょうか。
詩的人の、良螢です。







あなたは確固たる信念というのをお持ちでしょうか?






たとえば、人を不幸にする嘘は絶対つかない、とか、どんなときでも笑顔を忘れない、とか。





僕の場合は、百年残るモノとヒトを創る、という大きなテーマ・理念があります。

そして、一生勉強、という信念もあります。





確固たる信念というのは、困難なときや災難がふりかかったときに、心を支えてくれます。





たとリスクのある投資で大きな損失をこうむったとき、「計り知れない勉強と経験を得られた」と思えるのは、「一生勉強」という信念があるからです。(これは僕の場合です)



うまくいかなかったとき、もちろん他人からも慰めてもらえるかもしれませんが、自分を力強く支えるのは、この確固たる信念ではないかと思っています。




あなたはどのようなとき、心がグラグラするでしょうか。

そしてどんな信念を持てば、打ちのめされずに前を向けるでしょうか。











八風吹不動


はっぷうふけどもどうぜず





心をまどわす「八風」とは、利(意にかなうこと)、衰(すい)(意に反すること)、毀(き)(陰でそしること)、誉(よ)(陰でほめること)、称(目の前でほめること)、譏(き)(目の前でそしること)、苦(心身を悩ますこと)、楽(心身を喜ばすこと)。私たちの人生はいつもこれらの風にさらされ、揺り動かされています。生きることは、常に毀誉褒貶(きよほうへん)や苦楽といった表裏一体の風に吹かれながら歩んでいくもの。風向きが変わるたびにグラグラ揺れ動かないように、確固たる信念、不動の心を持てというのがこのことばの真意です。

●出典
『禅の言葉』永井政之(永岡書店)









これからの日本はますます厳しい環境になっていくと予想します。

心をまどわすような話に巻き込まれたり、大変な状況に陥ったりすることが、絶対にないとは言い切れません。

そのとき心がグラグラしていると、なすすべなく飲み込まれてしまうかもしれません。

たとえ飲み込まれても、地に足をつけて立っていられるかどうか。




確固たる信念。

しっかりと心の大地に植え付けておきたいところです^^







今日も良い一日を。
良螢






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